【読解力】を磨く! 「夢中にさせる本」探し

2021/11/04

学習法 感想・考察 工夫 子育て

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(original image: Cdd20)


中学2年生最後の学力テストで、国語の成績がとっても良かった子供。

でも、毎回、確実に点数が取れるという訳ではないのです。

文章との相性によって、結果が違いますから。

まだまだ読解力が足りないことは、親が十分知っています。

 

改めて、「今後、どうやって読解力を伸ばしたらいいのかな?🤔」と、考えるきっかけになりました。

 中学受験の勉強中は、毎朝、読解問題を1つ、一緒にじっくりと解いたりしていましたが...

 

今は、別の方法を模索する時なのではないか、と感じて。

 

読解力をつけるステップ


やはり、たくさんの文章に触れる必要があることは、確かなのです。

それも、ただ字面を追っているだけではなく、「興味をもって読む」というのが大事ではないかと。

場面を思い浮かべたり、「これは、どういう意味なのかな?」と考えたり...

 

それは、強制されたり、「勉強のためだから」と、文章を読んでいるだけでは、なかなか難しいことだと思います。

それならば、 「自分が読みたいから、本を読む」という習慣をつけられるかどうか、が重要だと思うのです。

そしてそれが、読解力の向上につながる道なのかもしれないと。

 

 では、「様々な本を、興味をもって読めるようになる」ために、できることは何かな、と考えました。

まずは、本人の好みに合った、「面白い本と出合う」機会が必要なんですよね。

その本が面白いほど、「また、何か読みたいな」と感じるでしょうから。

そんな、「早く続きが読みたい!」と思う体験を積み重ねていく...

そうやって、「自分の楽しみのために、読書を優先させるようになる」というのが理想です。

時間をかけるうちに、興味も広がり、読解力もついて、様々な分野の文章に積極的に向かえるのではないかと思うので。

 

そういう訳で、まずは、子供(「つちのこ」)をトリコにするような本を探すことにしました。 

 

 (original photo: Pezibear)

 

読解問題用の「切り抜き」文章


もともと「つちのこ」は、(テストや問題集の)文章題の内容に、惹きつけられることが多いのです。

説明文のこともありますが、小説の方が、特に。

 

春休み中にも、宿題の読解問題に取り組んでいて、さっと終わらせた時ほど、感想をもらしていました。

「今回の文章、おじいちゃんがツンデレ過ぎて笑った」とか...😳

「主人公が、行方不明になった友達を探す話だったから、続きが気になる」などなど。

 

このように、文章に興味をもった時には、もとの小説を、私が図書館で借りてくるようにしています。

私自身も「読んでみたいな❣」と、楽しみで。

 

実は、私の大好きな小説『吹きぬけの青い空』(志津谷元子)にも、そんな経緯で出合えたのでした。🥰

(子供がまだ小学校4年生ぐらいの時。)

 でも「つちのこ」は、この傑作でさえ、それほど好きにはならなかったのです。

(ひと通り、読んではいたんですけどね。大人だからこそ分かる良さもあり。)

 

小説1作全体に惹きつけられて、ぐっとはまるということが、なかなかありません。

(これまで、特に好んで読んでいた長編文学作品もありますが。)

読解問題では、最もドラマチックな部分が使われていたりするので、それ以外の部分には、興味を失ってしまったりするのかも...

そのため、「同じ著者の本を、次々と読んでみたくなる」という発展もないのです。

  

探すべき本


そこで、「短編小説だったらいいかも!」と思い付いたのでした。😙

 さっそく、学校の道徳の本を出しておいたら、載っている文章を、次から次へと読んでいる...

 

そこで、中学生・高校生が、惹きつけられるような短編集を、図書館で借りてみることにしました。

まず私が読んでみて、「これは、興味深く読めるのでは?」という小説を、子供に勧めるのです。

それも、押しつけがましくないように、サラッと。

「これ、面白かったよ🙂」ぐらいで。

 

このような本探しは、私には新鮮な時間でした。

昨年から、自分のために本を読み始めてはいましたが、なかなか思い切って時間を使えなかったりするもので。

(やっぱり、「誰かのためにやらねば!」というのは強い!)

しかも、中高生がドキドキ💕するような小説を選ぶことも、普段は無かったりして...

 

そして知った本を、少しご紹介します。

 

中学生・高校生におススメの小説

 

『ホワイト・ピアノ』


この小説は、『四季のピアニストたち』という四部作の一部。


(image: geralt)

 

『サマータイム』『五月の道しるべ』『九月の雨』『ホワイト・ピアノ』の順になっている、ラストの1作です。

この4作品は、時間順になっている訳でもなく、1作1作が完結しています。

それなので、どの作品から先に読んでも、また違う味わいがあるのです。😊

 

むしろ、『ホワイト・ピアノ』を先に読んで、「『サマータイム』『五月の道しるべ』『九月の雨』と続けたことが、「つちのこ」には1番合っていたかもしれないとさえ、感じられました。

(たまたま、そうなったのですが。)

この中の1作品中では、ほのめかされているだけの内容を想像しながら読み進め、他の作品で、その「気になっていた部分」が描かれている、という仕組みになっているのです!  



ハードカバーの本には、2作ずつ。 

文庫版には、4作すべてが収録されています。



「サンネンイチゴ」


こちらは、短編2作分ぐらいのボリューム。

中高生にとっての、身近な話題からぐっと心をつかみ、ミステリー冒険的要素も加わってきて、最後まで飽きさせない展開でした!

 

 (image: OpenClipart-Vectors)



どちらの作品も、ネタバレなどは一切見ないまま、読まれることをおすすめします。🤗


 読解専門家の本


 あと、こういう本も読んでみました。

(↓)

 

『13歳からの読解力』です。

 まさに、中学生からの読解力の磨き方などが、書かれている本!

 

副題が「正しく読み解き、自分の頭で考えるための勉強法」となっている通り、思考力を鍛えるために有益な情報が、完結に記されています。

そしてそれが、とっても分かりやすいのです。😃

「書く力」「考える力」「伝える力」について書かれている箇所では、私が文章を書くときに、無意識にしていたことが当てはまったり、「今後、参考にしたい」と思う内容もあって、興味深く読みました。

 

実は、この3つの力💪が付くと、さらに「読解力」が伸びるような気がしている、今日このごろ。

この本の内容はすべて、読解力と無関係では無いようです。

 

また、「メディアの情報」に気を付けるべきであること、なども書かれています。

中高生に読んでもらいたいな!と、感じました。

 

ちょっと残念なのは、日本語と外国語を比較している箇所でした。

(冒頭と最後の方にあり。)

「日本語が特別だ」という説明に、説得力が無いのです。

日本語の「話し言葉」と、外国語の「書き言葉」を比べられているからみたいで。

(著者は、文献学が専門で、「様々な言語で書かれた文章を、相当な量読まれてきた」ことが、前書きから分かるのですが。)

 

この箇所を読んで、「なんか、違うかも?」と、読むのをやめてしまわないでほしいと思いました。

(この部分も簡潔で、分量としては少ないので。)

 

最後の方に、この著者の、「読書の意味」に関する名言が書かれています。 

"折あるごとに何度も読み返し、人生の支えになるような本と出合うために、読書があるといってもいいでしょう。"

(117ページより引用)

 

読んだ内容は、日ごとに記憶から薄れていきますが、「また読みたい本」として記憶(または保存)しておけば、良いのですね。

(私は、映画やTVシリーズなども、同じように考えています。「いつかまた観たい作品を、探しながら楽しんでいる」というように。😊)

  


そして、この著者にとっての、そのような1冊というのが、『人生論ノート』(三木清)だと、記されています。

これは、私が中学生の時に、本屋さんで買った本。

誰かに勧められた訳でもなく、ただただ気になって。

今思えば、「人生の大先輩の、知恵や意見」を聞きたくて、手にしたのだと思います。

その時、すべて理解できた訳ではなかったけれど、折に触れて思い出す部分があるんです。

 

この『人生論ノート』が世に出てから、もう相当な年月が経っています。

その間に、「同じ分野の書物は、他にもたくさん出版されているのではないか」と考えていました。

でも、2020年10月(←結構最近)に出版された『13歳からの読解力』で、このように取り上げられていて...

「特別な内容の本なのだ」と、改めて思いました。

これも何かの縁かもしれないので、近々また読んでみます。🙂



  

親の読書


短編集を探していたら、この本が目に留まりました。

(↓) 


『イヴの末裔たちの明日』。

聞いたことも見たこともなかったのですが、なんだか気になって仕方なくて。🙃

 

読んでみたら、久々に物語世界にどっぷりと浸れました。

「早く続きが読みたい!」という気持ちで過ごせて、楽しかったです。

 

数学や、未来の世界[技術]に興味のある方に、特におススメします。

収録されている作品ごとに、想像して見える世界のテイストが全然違うのも魅力でした。



この本は、 「つちのこ向き」ではないので、勧めませんでしたけど...

これからも、心をワシづかみにしてくれそうな本を、子供に勧めていこうと思っています。

 

案外、親が夢中で読書しているだけでも、子供には何らかの影響があるかもしれませんね。

逆に大人が、スマホやパソコンばかり見ていたら、子供も、そちらに目がいってしまうと思いますし。😉

 

私は、気になった本は、図書館でまず借りて読みます。

(図書館にあれば。)

そして、本当に好きな本だけ、買うようにしています。

近頃は、楽天やAmazonで、中古書籍も手軽に購入できるのがうれしいです。

(店舗とは違い、状態を見られないので、注意は必要ですが!)

 


 (2021年5月に書いた記事でした。)



 

My Favourites


SpicyChaiです。
よろしくお願いします!





好きな色:紫・緑
好きな本:『吹きぬけの青い空』
好きな映画:「リトル・ミス・サンシャイン(Little Miss Sunshine)」
好きな食べ物:果物
好きな料理:インドカレー
好きな飲み物:抹茶ミルク・チャイ
好きな動物:オコジョ・ヤマネ
好きな歌手:Meja(メイヤ)
好きな俳優:「みいつけた!」のサボさん
好きな女優:エミリア・クラーク

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