トマトの水煮やトマトピューレをもっと料理に使いたいな、と最近思い始めました。
しかも、「紙パック製品」を使いたいのです。
缶詰は、BPA(ビスフェノールA)が微量溶け出すとのことなので。
瓶詰もありますが、かさ張るし重たいし、蓋の内側の加工についてもよく分からないし…。
積み重ねて保管することもできる「紙パック」が使えたら、1番助かります!
ただ、紙パックも、トマトと接する内側は、プラスチック加工。
その材質によっては、BPAが含まれているのだそうです。
BPAフリーの製品を求めて、調べてみました。
海外の情報から
ネットで調べたところ、国内の紙パック情報はあまりありませんでした。
「BPAを含まない製品もある」という程度です。
それが「どの製品」なのか、ということまでは分かりませんでした。
日本語以外でも調べてみると、英語の記事で、
「テトラパック(Tetra Pak)とスィグ・コンビブロック(SIG combibloc)はBPAを含まない」
との内容を見つけました。
ちょっとうれしくなった私です。😃
というのも、家にあった商品の裏に、「SIG combibloc」と表記されていて、気になっていたところだったもので・・・
(こちらです。 ↓ )
ドロリとした「デルモンテ 完熟うらごしトマト」は、ピザソースやインドカレーに、このまま使えます!
(↓ SIGのマーク。👀)
(↓ しばらくネットで購入できなかったのですが、復活していました。🥰)
(トマトソースは、塩・砂糖を混ぜただけ。シンプルな材料でおいしくできます。)
直接聞くしかない!
早速、テトラパックとスィグの公式HPを見てみました。
でも、BPAについての記述は一切無し!😥
ウワサだけでは断定できないので、直接問い合わせることにしました。
上の2カ所と、実はもう1カ所、気になっている所があったので、全部で3カ所。
その、もう1カ所というのは、IPIです。
というのも、こちらのパッケージを使用した商品も利用したことがあり、今後も安心して使い続けられたらいいな、と思っていたからです。
(アルチェネロの「有機トマトピューレー」 ↓ )
(↑ 底に、IPIのマーク。👀)
(オーブンではなく、グリルで焼いています。😋)
問い合わせ先
それぞれの容器の公式HPに載っている、「問い合わせ」から聞こうかなと、最初は思っていました。
テトラパック、スィグ、IPIは、どれも大手パッケージ会社ですから。
でも、私に必要なのは、日本で手に入るトマト水煮製品に関する情報だけなのです。
(特に、上記の2商品について!)
そこで...
①スィグ(SIG combibloc)に関しては
↓
「デルモンテ 完熟うらごしトマト」のパッケージに記載されている、キッコーマンHPの「お客様相談センター」
②IPI に関しては
↓
「アルチェネロ 有機トマトピューレー」パッケージ上のアルチェネロ公式HPの「問い合わせ」
③テトラパックに関しては
↓
「日本テトラパック」公式HPの「問い合わせ」
...を通して質問することにしました。
(original photo: Farhad Ibrahimzade)
パッケージについての返答
①スィグ(SIG combibloc)
「デルモンテ 完熟うらごしトマト」に限らず、トマトの紙パック製品にBPAは不使用!
「完熟うらごしトマト」以外にも、「完熟カットトマト」(388グラム・300グラム)、「完熟あらごしトマト」という製品があるのです。
それらのスィグ・パッケージに関してもBPAフリーということが分かりました。
②IPI
ビスフェノールA等の心配はない!
「アルチェネロ 有機トマトピューレー」に使われているIPIのパッケージは、BPAフリー。
③テトラパック
*トマト製品の紙パック・・・「紙+ポリプロピレン+アルミ箔」
*その他の製品の紙パック・・「紙+ポリエチレン+アルミ箔」
どちらも、ビスフェノールAフリーの材料からできています!
パッケージメーカーなので、トマト製品に限らず詳しく聞くことができ、詳しいお返事をいただきました。
テトラパックは、全パッケージで、BPAフリーということです。
これからは、もっと利用頻度を高く!
今回、自分が実際に使いたい商品に限って問い合わせをしました。
その結果、BPAの心配をしなくても良いことが分かり、うれしく思っています。
カットトマトの水煮や、トマトピューレーはとっても便利なので、これからも利用していくつもりです。
今後、パッケージに、スィグやIPIを使っている他の製品を利用する機会があるかもしれません。
その時は、直接、この2つのメーカーにも聞いてみようと思います。 😊
(テトラパック使用の、「ソル・レオーネ カットトマト」 ↓ )
パスタのソースやスープに便利。
(↑ Tetra Pakのマーク。👀)
(original photo: Sarah Chai)
鯖缶(サバ缶)について
おいしくて手軽な、「お惣菜缶詰」の代表格である鯖の煮込み。
缶に入っている以上、BPAの心配はあります。
ところが最近は、レトルト製品となって販売されてもいます。🤗
冷凍ではないので、常温での配送・保存が可能なので、缶詰のように扱いがラクです。
食べる際には、レンジでの加熱や湯せんで温められるようになっています。
でも、油分を含む食品をプラスチック容器で加熱することは、あまりお勧めできません。
( BPAを含まない包装であっても。)
気になる場合は、深めのお皿や耐熱ガラス容器に移し、別のお皿などで軽く蓋をして、レンジで加熱するという方法は、いかがでしょうか?
蓋用のお皿は、ひっくり返さないで載せた方が、安定します。
(熱くなるので、十分ご注意ください!)
(2018年3月の記事を更新しました。😌)
(image: iirliinnaa)
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