(original image: Arina Krasnikova)
「次のハロウィンは、何になろうかな?」と、1年中わくわくしている娘です。
毎年行われる近所のイベントは、自分とは別の生き物に「変身できるチャンス」なのかもしれません。
今年はやっぱり...
夏にはすでに「アライグマにする!」と、希望が決まっていました。
といっても、着ぐるみを着たいわけではありません。
「アライグマの女の子」のイメージ?
ネットでかわいらしいドレスセット(←アライグマをイメージしている)を見つけ、娘に勧めたものの...
いろいろと、違うらしい...
そういう訳で、作ることになりました。😨
最初に予定していたのは、ボアで作るベスト&スカートのセット。
それぐらいなら、大変ではないかな、と思いつつ。
耳としっぽは、「アライさん」変身用に作った物を使います。
娘に手書きイメージを見せて、OKが出たので、材料の準備にかかりました。
素敵なボアとの出会い→予定変更
毛が長くリアルなボアを使うことが娘の希望でしたが、そういうのは、大抵手触りはゴワゴワなのです。
でも、手触りもまあまあ柔らかく、多色使いで毛皮っぽいボアを、とうとう見つけました。
ただ...値段が他の生地よりは高い!
ハロウィン用としてだけでは、もったいなくて買えないかな...💰
でも、娘が気に入らないならば、作っても無駄な努力になってしまう!
悩んだ末、前開きポンチョ型の、上着を作ったらどうかと思いつきました。
コートとしても使えそうだし、袖の部分が広く、普段のコートの上から羽織ることもできそうなので。
フェイクファーは、150cmのワイド幅だったので、1m分を購入しました。
(1600円!)
材料を揃えて...
ボアでの失敗は許されないので、まず、裏地で形を作ってみました。
(↑ ファスナーを載せてみたところ。)
裏地は、シックな森の動物柄です!
この形で大丈夫そうなので、ボアでも同じように作り、ファスナーを付ける順序や、裏地と縫い合わせる方法は、作りながら考えていくことにしました。
ボアを切るときには、ハサミの先を使って、毛の根本の生地本体を切るようにします。
切っているときのゴミが少なくなるし、縫い合わせた部分の毛の出かたも自然になるので。
(購入したときの切り口。 ↓)
(毛ごとばっさり切ると、こうなります。)
娘の希望通りか確認しつつ...
ボアを並べ、「ここはこうするね」「この方がいい?」などと、希望を聞きながら作業を進めました。
でも私は内心...
「本当に完成するのかな?」
「なんでまた、こんな大変なことを引き受けてしまったんだろう...?」
なんて、(娘がいないときには→)悲壮感を漂わせながら、制作に励んだ約1週間。
完成しました!!
素朴な木の留め具などで、前を閉めたかったのですが、娘はファスナーが良いとのことで。
しかも、おなかのあたりを白くしたいという希望を取り入れ、このようなデザインにしました。😅
(しかも、ぽってり型。)
あまりにも、ケモノっぽかったので、袖口にレース、首元にもボアをつけ、少しだけかわいく...。
スカートは、イベント当日の10月31日に作りました。
こちらは、残りの生地でできる範囲の物を、考えながら...
うしろ姿は、まさにアライグマ!
場所の明るさによって、見え方が全然違います。
(2017年11月に書いた記事でした。)
寒かったので、この日は大人用手袋を貸していました。(↑)
こういうのがあったら、良かったかも...
(↓)
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