今、中学1年生のうちの子供。
もともと受験勉強は「向いていない」+「やる気のない」タイプでした。
でも今年、私立中高一貫校に入学し、今、親子共に受験して良かったと思っています。
実のところ、入学しただけでは、まだ安心できないでいた私です。
これで良かったのか、それとも受験しない方が良かったのか…
子供が前向きに通うことができなかったら、意味がないですから。
そして、1学期が終わる頃、やっと安心することができたのです。
その時やっと、「中学受験が終わったんだ」と感じました。
(original image: pixabay)
中学受験を意識したのは、幼少期
各家庭で、中学受験をさせる理由は違うと思います。
うちの場合は、まだ赤ちゃんの頃に、P氏から、「中高一貫校に通わせたい」と言われていました。
(具体的には、都内の有名T女子校まで希望されていて…)
そういうこともあり、幼稚園前から、公文に通わせたりしたのですが、本人にはあまり向いていなかったようでした。
言われたとおりにやるよりも、自分が「こうしたい!」というのが強くて。😰
さらに、
「良い点数をとって、ほめられたい」
とか、
「興味があるから、もっと覚えたい」
というような気持ちが、全く無かったのです。
それなので、幼稚園入学と同時に、そういう勉強はやめました。
「よほど向いている」か、「本人が好き」のどちらかではない場合、その習い事は無理に続けなくて良い、と考えていましたから。
(判断できるまでは続けますが。)
そして、娘の大好きな「虫さんたち」を探すという日々を送っていました。😄
小学校4年生から受験勉強
そういう感じなので、「中学受験は難しいのでは?」とも考えていました。
(常に、私の頭の片隅に、残ってはいたんですけど…)
(image: CDD20)
そして小学校3年生ごろ、P氏が、当然のように受験させるつもりだと言ったとき、
「無理だと思う。大金を失うだけのことになるよ。」
と、答えました。
でも、それに対して、
「(お金を)子供の教育にかけずに、何に使う?(他に使い道はないだろう)」
と言ってくれたのでした。
それなので、(T女子校とか、)高い目標を決めずに、受験を目指すことにしました。
子供自身も、「私立の中学校に行きたい!」と希望していたので、ちょうど良かったこともあり…
(子供は、私立の中学校を見たことも、通っている人と話したことも無かったのに!)
給食が無い、学校がきれい、制服がカワイイ、などの理由からだと思います。
そして、4年生の時、通信教育で中学受験講座を受講。
内容も難しかったので、つきっきりで、1年間進めました。
(はじめから、「一緒にやろう!」という感じで。)
その後、塾の5年生が始まる2月から、日能研に入塾し、中学入試まで続けました。
(入塾した経緯は、こちらに少し書きました。 ↓ )
受験勉強を続けさせるか迷った時は
こうして、受験勉強をすることになった3年間。
「このまま続けて大丈夫かな?」
とは、常に考えていました。
興味のあること以外は、驚くほどすぐに忘れてしまうし…😲
(この年頃の子供の脳は、そういう仕組みになっているらしいので、自然なことなのですが。)
家での勉強は面倒がるし…😫
(これも、ごくごく普通のことだと思います。)
ケアレス・ミスが多いし…😭
(これが少なくできる子に、中学校側は来てもらいたいと思っているのに。)
もしかしたら、もっとのんびりと過ごした方が、子供のためになるのではないか?と考えることも、しばしば。
子供にとって「貴重な時間」を、結果が出るかもわからない、無駄なことに使ってしまっているのでは?と心配したりしていました。
(本人には、もちろん言いませんでしたけど。)
それなので、柔軟に考えることを、大切にしていました。
「中学受験は、いつでもやめられることなのだ!」と…
受験勉強は、義務教育でも何でもないのです。
子供個人の幸せを総合的に考えて、その時その時の状況で、判断してきました。
子供に、「どうする?受験やめる?」と聞いたこともあります。
その都度、「続けたい」と言われたましたが、
「絶対に受験しなくてはいけない!!」
というような、プレッシャーをかけなくて済んだようです。
(original image: CDD20)
実際、途中でやめた場合、それまでにかけた時間やお金がもったいないように感じるかもしれません。
でも、それも全く無駄にはなっていないはずなのです。
(逆に、子供の方が、「やめたらもったいない」と言っていましたが、続けるほうがもったいないこともあります。)
それでも、できるだけ続けた方がいいこともある
ただ、「面倒だから」「ツラいから」と安易にやめることは、お勧めしません。
一番最初に書いたように、うちの場合は、受験して良かったと感じているからです。
(やめてしまっていたら、今の生活は無い!)
中学受験をやめても、勉強はずっと続きます。
中学・高校では、小学校よりも勉強が重視されるので、できるに越したことはありません。
うちの子供の場合、 勉強以外の習い事を、公文の後から少しずつ試していました。
でも、「特に向いているようなこと」や、「本人がどうしてもやりたいようなこと」は、見つからなかったのが事実。
そうなると、「やはり勉強を頑張れるようにならなければ」と、感じてもいたのです。
高校受験の時には、もっと苦労することになるのが、目に見えていましたから。
実際、中学受験の勉強に向いている子は、高校受験でも十分間に合う気がします。
(中学からしか入れない学校には通えないけれど!)
逆に、中学受験勉強で、最初から成果が出ない子(←つちのこ)の方が、そのまま地元の公立中学校に通って、高校受験で頑張れるかどうか…疑わしく感じていました。
「中学から伸びる子」
中学受験勉強で、最初は、なかなか思うようにいかなかった、そんなうちの子供。
でも、そういう時には、親はドーンと構えて、
「うちの子は、中学から伸びるタイプかも!😙」
と、根拠のない余裕を見せていました。
実際、世間一般の小学生の子供にとって、中学受験の勉強は難しすぎて、大変すぎると感じていたのです。
(orginal image: Philippe Donn)
私は、ほぼすべての問題に目を通し、スケジュール管理もしていたので、「できて当たり前」と思ったことはありません。
(今、数検準2級の勉強をしていますが、中学3年・高校1年の内容でありながら、こちらの方が、ずっと簡単。算数1教科でもそうなのに、同時に4教科必要な受験…)
また、子供の成長には、個人差があるので、
「今できなくても、中学校からの勉強は別問題」
とも思っていました。
その、成長できる(かもしれない?)時期に、どういう環境でどんな教育を受けさせたいのか、と考えた時、志望した中学校は、とても魅力的でした。
続けさせてあげたい場合
そういう訳で、1度しかない中学校時代に向けて、できるだけのことをしよう!と思っていました。
中学受験には、「親が関われる」という利点があります。
(もちろん、裏方として。)
「向いていない子」「やる気のない子」には、親の協力は不可欠でしょうから、ちょうど良いのです。
(original image: pixabay)
合格基準があるのではなく、「人よりもできるか、できないか」で決まる試験。
親のサポートで、有利になる可能性があります。
どういう協力が必要だと感じたのか、また改めて書くつもりです。
今回は、長くなってしまいました。
(2019年11月に書いた記事です。🙂)
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