【中学受験】当日②学校の雰囲気・情報と結果

2021/09/12

感想・考察 子育て 試験 中学受験

t f B! P L

 

前回、受験初日の様子について書きました。

 

中学受験は、学校側に受験生を選んでもらう機会です。

でも実際は、入学するまで、受験生と保護者も、学校を選ぶことができます。

受かっていても、地元の公立校に進むという選択肢もありますし。

もともとの上位志望校に入学しなくてもいいのです。

 

その判断をする時に、学校に関する情報が重要になります。

そして、「受験当日にのみ得られる情報」もあるのです。

私は、受験日も「学校見学の1部」なのだと感じていました。

その時に出会った、ほんのちょっとしたことが、その後の進路を導いてくれたりする可能性があるからです。


(original image: Audit)

 

受験当日にできる情報収集


 場所から分かる雰囲気


子供の受験中、親が待っていられる場所も、学校によって全然違いました。

複数のスペースが開放されていたり…

くつろいで待っていられるような心遣いがあったり…

そういう学校には、余裕が感じられました。

学校に余裕があるか(無いか)は、普段の子供たちへの対応にも表われるので、重要なポイントだと思います。

 

ある学校では、広い食堂で保護者は待たせてもらっていました。

そこに、自由に飲めるお茶(押したら出てくるタイプ)があり、それが、ものすごくまずくて、驚いたのです。

子供が通うことになったら、毎日このお茶を飲むのか…と。😲

実際は、水筒持参が可能でしょうし、自動販売機もあるので、飲む必要はないのでしょうが。

でも、食堂の食材や調理も大丈夫なのだろうかと、不安になってしまいます。

そういう所に気遣いがあったら、ずいぶんと学校の印象も違うのに、と感じました。

 

別の日には、親が待っている場所やエントランスなどが、とってもおしゃれで素敵な学校に行きました。

でも試験後、子供が「受験した教室の壁が、すごく汚かった」と、不思議そうに言っていました。

よほど気になっていたようで。😥

そうなると、その学校への信頼が、急にあやしくなってしまったのでした。

普段子供たちが生活する場所が、1番大切だと思いますから。

 

 学校で働いている方々と会える!


また、教職員の方々の対応から、その学校の雰囲気が感じられることもあると思うのです。

 

たとえば、試験監督の先生が、「どういう風に、受験生たちに声をかけてくれたのか」とか。

試験後に、子供が教えてくれていました。

話し方や言葉で、ほっこりさせてくれた場合など、特に印象に残った時には。

そういう時、子供たちは、リラックスして受けられただけではなく、「ここに通いたいな!」という気持ちになったと思います。

親の私も、そのような学校へは、親近感と信頼の気持ちが湧いたりしました。

もし、教職員の方々が、日々不満だらけの仕事をしていたら、そのような対応は難しいのではないか、と思うので。

 

(image: tauanaaulerrosa16)


(前回書いた通り、)初日の午後に受けられなかったH中学校は、翌日、無事受験できました。

実は、その時に会場で案内をしてくださっていた方のことを、よく覚えています。

天使様か!というぐらい、お優しいのです。😇

みんなに対して。

受験生やその家族にだけではなく、(同じ建物に用事があって)何か困っている様子の人に対しても、とにかく親切で!

後日、H中学校の別のコースを、校舎でも受験したのですが、そのときにもいらして、私はすぐに気が付きました。

40代ぐらいの男性で、この年の入試担当をされていたようで。

その時も、優しいお心遣いをして頂き、それは、こちらが申し訳なくなってしまう程なのです。🤗

そうなると私は、

「この学校には天使様がいる!!」

「天使様が尽くされている学校なら、信頼できる!」

なんて、H中学校まで、まぶしく感じられたのでした。

この学校は、他の係の方の物腰や言葉遣いも優しくて、ますます「子供を安心して通わせられる場所かも!」と感じました。

 

(でも、子供はというと、何も感じなかったようで、結局通っていません。😅)

 

「ちょっとした出会い」が暗示していること


学校は、入学してみないと、実際の様子は分かりません。

子供に合っているのかどうか…というのが、1番気になるところだと思いますが。

受験当日は、それを判断する最後のチャンスでもあるのかもしれません。

ネットなどの評判では分からない、個人的な情報収集ができるので。

上に書いたように、学校の雰囲気に直接触れたり、 教職員の方との関わりがあったり…

他にも、ふと目に付いた構内の掲示が、その学校に興味を持たせてくれる、なんてこともあるかもしれません。

 

私は、そのようなちょっとした出会いを、「兆し」と考えたりしています。

(これは、普段の生活でも。)

そして、判断材料の1部分にするのです。

「今していることは、無駄ではないかも!」とか

「このままでは、悪い方向に行くのでは?」というように。

 

 そういう気持ちで、受験当日もセンサーを張り巡らしていたら、何か収穫があるかもしれません。😊

 

 試験の情報


初日受験の学校について


結局、午前のS中学校の結果はダメでした。

前回書いた通り、反省すべき点はいろいろありましたが、それだけではなくて、試験に対する子供の「詰めの甘さ」に気付かせてくれた機会となりました。


 

(photo: Oldiefan)


子供は、楽観的に「なんとかなるだろう」と思っていたりするのです。

「とりあえず、自分は大丈夫」とか…

(それはそれで、思い詰め過ぎないところも大切なんですけど。)

 

でも、模試とは違って、受験では、「合格」か「不合格」のどちらかの結果でスパッと分けられてしまいます。

そして、「不合格」という結果は、容赦なく現実を突きつけてくるのでした。😣

 

子供も、その結果で少し変わったかと思います。

S中学校は、もう1回申し込んでいて、その試験を目標に頑張ることにしました。

そして、その2回目の結果は、「あと2点で合格」。

理科の問題で、あと1問取れるところを落としていたので、それが合っていたら、結果は違っていました。

(試験直後から、子供が反省していた問題があったのです。自力で動ける生き物かどうか分類する、というところで、「ケイソウ」を動ける方にしてしまったと。NHK「ミクロワールド」で、そういうケイソウがいることも知っていたので。😮)

 

「合格」となると、その後、油断してしまった可能性もあります。

S中学校は、偏差値が高いので、「あと2点」というだけでも、良い結果ではありましたし。

気持ちを切り替えて頑張ったことが、点数につながり、報われた経験になりました。

 

それに…

実際に受験してみて、朝の通学はきついと分かりましたし、子供も、通いたいと思わなかったみたいで、そういう意味でも、これで良かったのです。

 

(結局、1回目に予定通り再会できなかったことが、何らかの結果につながったのかどうかは…)

  

出題傾向説明会


偏差値の高いS中学校の受験で、まあまあ点数が取れたのには、実は理由があります。

保護者が参加できる、S中学校主催の「入試説明会」で、「4教科の出題傾向」を事前に教えてもらえたからです。

それは、「出題傾向」というよりも、もっと詳しい内容でした。

(昨年予定されていた入試説明会は、新型コロナウイルスの影響で中止になってしまったようです。)

 

理科や社会は特に、どの分野から出題されるのかが分かっていたので、対策が可能でした。

国語では、どういうテーマの文章を出題するとか、記述式の問題が何問出るか、ということまで、知らされていました。

(子供によると、実際の試験では、多少の変更もあったそうですが。)

しかも、過去の合格者平均点が、それほど高くはないという…

(皆がほぼ満点を取って合格している訳ではない。)

 

全く何も知らない状態で臨む受験は、勇気がいります。

でも、これだけの情報があれば、子供も安心して試験に向かえそうだと考えて、挑戦してみたのでした。

 

 ちなみに、この「説明会」の内容を、「来ていない人には、話さないように」というような指導は、学校側からはありませんでした。

ですが、子供の通っていた日能研(都内)では、それに即した対策というのは特に無し。

何かあるかな?と、少々期待して、S中学校を受験することも、ちゃんと報告していたのですが。

 

試験対策をする学校


他にも2校、このような「試験問題に関する説明会」に行きましたが、S中学校ほど詳しく教えてくれるところはありませんでした。


(photo: nikolayhg)


でも、少しでも有利になるならば、第1希望であるかどうかは関係なく、参加して情報を得ることには、意味があると思います!


 第2希望でも第3希望でも、合格をもらうために受験するので。

とっても忙しい6年生の2学期に、無理してでも参加するべきなのか、迷うことが多い説明会なのですが。

(保護者だけでも参加可能な説明会は、本当に助かりました。)

 

過去問題に関しても、受験する学校の問題は、傾向をつかんで、もっと対策しておかなくてはいけなかった、と強く感じました。

これは、反省している点でもあります。

というのも、偏差値が低めの学校でも、合格できるとは限らなかったからです。

日能研では、「過去問に取り組むのは6年生の2学期から」と指導されますが、それより早くに始めるべきだったかもと…

そうしないと、間に合わないと思います。

問題を1回分、解くことよりも、その後の丁寧な見直しと復習が大切ですし、それには時間が相当かかりますから。

 

学校ごとに、過去の合格者の「平均偏差値」が公開されていますが、その見方も間違っていたかな、と思っています。

それは、その学校を第一希望として対策をした場合についての「受験生の合格可能性を判断する物」として扱った方が良かったのではないかと。

普段の偏差値が多少高くても、その学校の問題への対策を十分した受験生には、かなわないのだと感じました。

でもそれは、逆のパターンもあって、普段の偏差値に余裕がなくても、どれだけ志望校の受験対策ができるかが重要だということにもなると思います。

 

まとめ


説明会や過去問から、(他の受験者が得ている)情報を得ないまま受験しても、あまり意味が無いと気付きました。

 

とは言っても、「これまでに解いたような問題や、得意分野が出題されるかも?」なんて、期待してしまったりもするのですが。

(もちろん、可能性はゼロではないですし…)

  

 受験結果よりも大切なこと


このように、受験してみて気付くことも多く、思いどおりにいかないことも、たくさんありました。

でも、そういう時に1番つらいのは子供です。

 

中学受験は、親の協力が不可欠で、裏方として大変ではありました。

 

でも、受験が良い経験として、子供の心に残れば、それだけで親は報われると思います。

(逆に、受験後の親の態度で、台無しになってしまう可能性も…)

そして、子供が「勉強」を嫌いにならなければ、未来は明るい!のです。

中学受験を通して、親子の信頼関係が強くなったなら、大成功かもしれません。

 

親にとっては、大事な子羊を、これからもそばで見守ってあげられることが、何よりも幸せなことなのだと思います。

 

 (original photo: Valeriia Miller)

 

(2021年1月の記事でした。) 


前回の内容は、こちらです。(↓)


 

 

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