【布マスク】 テクノロート実験 ②簡単! 切る・割く・端の処理

2021/09/09

工夫 手芸 生活 発見

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手作り布マスクのノーズワイヤ(ノーズフィッター)として、熱い注目を集めているテクノロート。

今回は、簡単な加工方法について書いていきます。


切断する


私は、マスク1枚に、10cm ~11cm 使っています。

カットされていない状態で販売されている物が多く、好みの長さにできるのが良いですね。

個人的には、左右の頬の一番高い所までノーズワイヤがあると、マスクがずれない気がします。

話したり、笑ったりする程度では。

 

カットするのは、一般的な紙用のはさみで大丈夫。

刃の根本をテクノロートにあて、ギリギリ、ギリギリと、少しずつ切れば、あまり力を使わずにすみます。

テクノロートをつかんでいる方の肘を、テーブルなどに固定すると、さらにラクです。😙

 

(original image: mohamed_hassan)


テクノロートは、割けるのか?


私が使っているテクノロートの幅は、6mmです。

市販の使い捨てマスクに使用されているノーズワイヤ(ノーズフィッター)の幅は、 3mmぐらい。

それなので、幅が6mm以上のテクノロートを半分に割き、2本分として使えるのかどうか、気になりました。

そして実際にやってみたら、一般的な紙用ハサミで、簡単に切り分けられることが判明!

コツがあります。(👇)

 

テクノロートの奥を、親指・人差し指・中指で押さえて…

薬指・小指で、ハサミの刃の下を支えるのです。

(↓)


そして、肘をテーブルで固定し、刃の根本から切ります。

横からカットするときよりも、力は必要ありません。

(見やすいので、分別用ハサミを使って写真を撮りました。)

 

半分ぐらい切ったら、残りの半分を手前に持ち直して…

同じように、刃の根本から切ります。


 (テクノロートを、しっかりとつかむことがポイント!)

 

キレイに割けました!

 (↓)



端をなめらかに!


ハサミで簡単にカットできるテクノロートですが、その切り口の鋭さが問題になります。😟

ガーゼや薄い布などに包んで使用した場合、ナイフのように糸を切ってしまう可能性が高いので。

(マスクの材料となる布は、たいてい薄くて柔らかい生地なのに!)

私は、マスクを洗濯機で洗いたいというのもあるので、簡単に破けないような作りにする必要がありました。

 

そして、手軽な「端の処理方法」を見つけたのでした。

 

つめ切りを使うのです。

尖った角を挟むようにして、切っていきます。

  

(子供用のつめ切りを使いましたが、もちろん大人用でもOK。😉)

 

サクサクと気持ちの良い音を立てて、切ることができます。

ハサミで切り離した時にできた、フチ部分の厚みも、つめ切りで切り落としてなめらかに!

手で触ってみて、強く当たるところが無くなれば、端の処理は完了です。

 

テクノロート、ちょっと弱い?


加工もラクで、とても使い勝手の良い素材であることは、分かったのですが…

実際に、マスク内に縫い込んでみたら、テクノロートの形状保持力は、弱くなってしまいました。

そうです。

布が横にピンと張る力が意外と強く、それにつられてしまうのでした。

 

テクノロート単体では、驚くほど自由自在に曲がり、その位置で固定できていたのに!

(「夢の新素材!😍」って、多少浮かれていましたよ、私は…)

 

でも、もしかしたら、私だけなのかも?

テクノロートの「形状保持力が弱い」と、感じてしまうのは。

というのも、もともと私は、もっと強い素材を使用していたのです。

 

それは、リボン状のアルミです。

 (こちら。 ↓ )

 

アクセサリー作成用の素材として、販売されていた平たいアルミ。

4月の時点では、お手頃価格で、安心そうな素材が他に見つからず、こちらを使っていました。

  

(ペンチで挟んで切り、端を折り曲げて使用。)

 

厚み1mm、幅5mmで、かなりのホールド力があります。

手で自由に曲げられ、しかも、1度固定したら形状がほとんど勝手に変わらない!

頼れる形状維持材として活躍してくれています。

 


(ここまで強い物を知ってしまっていたので、テクノロートが弱いかのように感じてしまうのも当然かな…)

 

ただ、このアルミのノーズワイヤ(ノーズフィッター)にも、難点はあるのです。

 

まず、マスクの上から片手で押さえてフィットさせるには、強すぎること。

両手で形を付け、固定する必要があります。

(不織布のマスクと同じように、片手で鼻に押さえつけて固定しようとしたら、鼻が痛いぐらい。)

それなので、プレゼント用のマスクに使用する場合には、説明の必要があり、面倒です。

 

また、アルミの性質としてアルカリに弱いので、強アルカリ水での消毒には不向き。


マスク作成時にも、(ペンチで曲げた)端に5mmほどの厚みがあり、縫い込みに気をつかいます。

(こちらは、端の鋭さを「つめ切り」で整えることはできませんでした。)

 

そいういう訳で、テクノロートへの期待も大きかったのです。

そして、買えるようになったところで、さっそく使ってみましたが...

 

 しっかりと形も付けられるし、マスクの使用中に、真っ直ぐのびてしまう訳でもありません。

でも、支えてくれるような安心感が、アルミほどは無いのです。😮

テクノロートの厚みが薄いことも、関係していると思います。

アルミのリボンの半分なので。

(マスク作成時には、その薄さのおかげでラクラクでしたけど。)

 

(テクノロートを縫い込んだマスク。 ↓ )

(紫の布の内側に入れています。)

 

布がしっかりしていることもあり、布の力に負けそうです。

そこで、半分に割いたテクノロートを追加して、1.5本分にしてみました。

 (↓)




形状保持力がアップ!

 

(こちらは、2本分使用。 ↓) 


 

上下に並べても、前後に重ねても、強度は2倍ほどになりそう。

(測定した訳ではなく、あくまでも個人的な感覚!😎)

前後に重ねた場合、テクノロートの間に洗濯後の水分が残る可能性もあるかと思い、上下に2本縫い込みました。

これで、かなりのホールド感を得られます。

 

1本縫い込む時よりも、手間がかかってしまうことだけが問題!

(その他の希望は、すべてかなったということです。😊)

 

そう考えていたら…

また別の素材に出会い、試してみることができました。

少し工夫して使うと、1番便利なノーズフィッターかもしれません!

今度は、その形状保持材についても、書きたいと思っています。

 


(2020年7月の記事でした。)

 


テクノロートの耐熱性については、こちらです。(↓)



 

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