以前も書いたように、日能研の模試は、一部分だけ範囲が公表されています。
それを参考に、次の模試対策をしている訳ですが・・・
6年生5月実施模試の国語では、「和語」と「ことわざ」が出ることだけがはっきりしていました。
(もちろん「漢字」も出題されると明記されていましたが、こちらの範囲は広く、できる対策は限られます。)
普段、語句問題の対策には、5・6年生の国語テキストの巻末を利用しています。
テーマごとにまとめてありますから。
もちろん「ことわざ」も載っています。
でも・・・
「和語」が無い!
そもそも、「和語」って何???と困ってしまった私でした。
(こういうイメージ... ↓ )
(original image: AnnaliseArt)
「外来語」以外の日本語って、全部和語じゃないの?!
娘に聞いてみたら、「最近、語句で勉強したよね?」と、あっさりした返事。
国語のテキストを見ると、ありました。
ステージⅣ第25回(6年第7回)の「語句問題」のところに。
「入試頻出の重要な和語20」という一覧(語句・意味)にも見覚えが!
(こういうまとめは、たいてい巻末にあるのに・・・)
ここで「和語」とされているのは、「昔からある」・「大人が使うような」言葉でした。
例えば、「とりもなおさず」など。
「和語」の重要性
中学入試では、語句問題として、空欄に当てはまる「和語」を選ばせたり、
「和語」の使われ方が正しい文章を選ばせる、という問題が出題されています。
また、長文読解でも、文章中の言葉の意味を選ばせる問題として、「和語」が取り上げられているのかもしれません。
(カリテや模試では出題されているので。)
そういう訳で、テスト対策としても必要な「和語」ですが、文章の意味を正確に理解するためにも必要な知識です。
普段の日常会話で、子供たちが使わない表現ばかりなので、「和語」の意味を知らないと、文章を間違って解釈してしまうことにつながりますから。
対策本を探して
そこで、上記の「入試頻出の重要な和語20」一覧を復習しましたが、すんなりと覚えられない様子。
具体的に使われている表現がないと、なかなか難しいのです。
(ただのひらがなの羅列に見えているみたい。)
(image: OpenClipart-Vectors)
インターネットで調べましたが、「和語」をまとめた本は見当たらず・・・
ちょうどゴールデンウィーク中に、大きい書店に行ったので、参考になりそうな本を探すことにしました。
そして見つけたのが、こちらです。
(↓)
(ドラえもんの学習シリーズ)「言葉の力がつく」です。
パラパラと見てみたら、まさに中学受験レベルの「和語」学習にぴったり。
「難語」と「和語」の本となっていますが、「難語」も和語の難語なので、「和語」専門の本と解釈しています。
よく見ると、「【指導】日能研」となっていました・・・
1ページごとに、基本的には1つ和語が取り上げられていて、その「意味」・「使い方」(←例文)・「マンガ」が載っています。
それ以外に、覚えるのに役立つイラストや豆知識が追加されているページもあり、とっても親切な作り!
「これ良いかも~😊」と、早速購入しました。
(image: naobim)
「ドラえもんの学習シリーズ」
実はこれまで、このシリーズの存在さえも知りませんでした。
国語だけではなく、教科ごとにいろいろと出版されているようです。
(すべてが「【指導】日能研」という訳ではありません。)
ドラえもんのことを、特に好きという訳ではない娘ですが、楽しそうに読んでいます。
「ドラえもんが、のび太くんに教えてあげる」という展開も自然ですし。
キャラクターが小学生なので、マンガのストーリーが子供達にとって分かりやすいのです。
何と言っても、ソフトカバーで、手ごろなサイズなのが良いですね。
軽いし、子供が読みやすい大きさだと思います。
模試の出題
結局、5月の模試の「語句問題」としては、テキストに載っていた「入試頻出の重要な和語20」から、全問出題!
「言葉の力がつく」にも載っていて、意味や使い方を理解できたので助かりました。🙏
(1問は、品詞が違う形でしたが。)
今後も、繰り返しこの本を読むことで、「和語」を正確に理解できるようになったら良いなと思っています。
実は、こちらも同時に買いました。😁
(↓)
(ドラえもんの学習シリーズ)「ドラえもんのことわざ辞典」です。
「和語」とは違い、 「ことわざ」に関する本は、たくさんありますが...
読み比べてみたら、いろいろな意味で、この本がちょうど良く感じたので。😊
子供は、何回も読んでいました。
(2018年5月の記事です。)
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