前回、日能研に入って良かったこととして、「全国規模のテストを頻繁に受けられること」について書きました。
これは、将来的には通信教育でも、できるようになるかもしれません。
(今は不可能!)
通信ではできないこととして、塾では、
「受験を目指す同じ年の子供たちと一緒に学べること」
の利点を実感しています。
特に、周りの子の存在を意識させるのは、クラス内の成績による「席替え」ではないでしょうか。
席替えのルール
日能研では、「カリキュラム・テスト(カリテ)」や「模試」の結果によって、翌週からの席が変わるのです。
娘が入塾するまでは、このことに、どれほどの効果(または逆効果 😯 )があるのか、イメージできませんでした。
娘の性格からしたら、自分がクラス内で成績が悪い方で、それがあからさまになったら、やる気をなくしてしまうんじゃないかな...?と少々心配していました。
でも、入塾前の冬期講習最終日に「確認テスト」(カリテのようなテスト)を受け、クラス内ではまあまあな成績だったのです。
これは、もともと日能研に通っている子にとっては、2学期に学習した内容を復習する講習。
その時通っていなかったので、うちは特に、予習・復習に力を入れる必要があり、良いテスト結果につながりました。
その流れに乗り、入塾後もカリテでまあまあ点数を取り、クラス内の順位が良い方になりました。
授業中に、教科ごとの順位が発表され、それで順位の良い子が、前の中央に座ることになるので、クラス内上位者の順位というのは、だいたいわかるようです。
でも、上位数名より後の席順は、左右どちらがどうなっているのか、説明は無いようで。
それをあえて子供が、先生に聞くこともなく、曖昧になっている様子。
また、親に知らされないのも良いと思っています。
(子供自身が言いたくて、家で話す場合以外は。)
子供に、無駄なプレッシャーをかけることもありませんから。
はっきりさせる必要がないことなので、これは上手な方法だと感じています。
とにかく、「後ろの席が1番良くない」ということは、全員「周知の事実」なのです。
席替えの効果あり/なしが、初めてわかった日
実は、この1学期間に1度だけ、娘の体調があまりよくなくて、カリテを休ませようかと思ったことがありました。
金曜日に発熱で学校を休ませたので、カリテは日曜日に受けさせる予定でしたが、土曜日の午後に再度微熱・・・
カリテは無理しない方が良いと判断し、土曜日のうちに、娘に話しておくことにしました。
「テストより、つちのこちゃんの体調の方が大切だから」と。
そうしたら、娘は、
「後ろの席になるのは、絶対にヤダ!😤」と...。
いつも面倒がっているテストなのに、それを受けることよりも、「後ろの席になること」の方が嫌だと思っていたとは。🙄
非受験は、1番後ろになりますから。
(original image: dids)
人の目なんて、気にしない娘だと思っていたのに、この件に関しては、できないと思われたくないのかも?
テスト結果による席順決めが、「娘には効果あり」と、わかりました。
(結局日曜日には、元気にテストを受けられました。)
子供同士のもめごとは?
4年生から通っている子から見たら、1年遅く入ってきて、なんの遠慮もない娘の態度は、どのように映っているのでしょうか。😳
塾内でできた友達に、自分の方が小テストで点数が良いと自慢して、友達から素直に「すげー」と言われた(😙)などと、家で話して、笑っています...
(image: OpenClipart-Vectors)
教科ごとの、成績上位者として呼ばれる時も、「いぇーい!」などと、大げさに喜びを表現してしまっているようなのですが...
(本人によると。)
娘の、このような態度が「鼻につく」と感じて、いじわるでもされそうな状況ですが、そのようなことは全然ないみたいです。
実は、上に書いた「成績順席替え」も、もめごとのきっかけになる可能性があるので、そういう意味でも心配ではありましたが、問題はなさそうで...
家で頑張って復習すれば点数を取れるテストなので、子供同士の競争というよりは、自分自身との闘いなのかも?
塾の子供たちとは、小学校で習う内容よりも難しい授業を放課後に受けたり、難しいテストを緊張しながら受けたり、受験のためにやることは、一緒です。
みんなの様子を見て、「大変なのは自分だけではない」と自然に感じているのではないでしょうか。
(image: HandiHow)
同じクラスで学ぶ子供たちの存在は、よい緊張感を与えてくれている様子です。
(2017年7月の記事です。🙂)
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