日能研では、6年生の1学期まで、受験に必要な「基本」を学ぶことになっています。
そして、本格的な受験対策は、6年生の夏から始まる様子。
その、「受験対策」で、日能研に頼りたいと考えています。
(original image: Memed_Nurrohmad)
親にはできない「受験対策」
「基本」の勉強ならば、通信教育でもできますが、受験対策は、違います。
《理由》
※ 塾は、受験校のこれまでの入試問題を分析している。
※ 過去、同じ学校に受かった子が何人もいるので、その先輩たちが何をしたのか、しなかったのか、ということまでわかっている。
※ 受験全般の傾向も、入試対策に影響してくるはずで、これも分析されている。
特に、中学受験専門の日能研は、経験の蓄積が膨大で、研究されつくされていると思うのです。
これらの情報から、どのような勉強をして受験に臨めばよいか、具体的に指導してもらいたいと期待しています。
そして、その受験対策についていけるように、6年生よりも前から通わせる必要がある、と感じているのです。
滞りなく通うための習慣づけとして。
(image: HandiHow)
ただ、あまり長く通うことで、子供が塾に対してうんざりする可能性もあり、5年生からにして良かったと思っています。
通い始めて早々に...
ところが、2月に新5年生の授業が始まり、1~2か月後の春には、通塾がつらくなってきたようでした。
娘が、「日能研、飽きた」と言い出したのです。 😳
まだ、先は長いのに...
以前も書いたとおり、週末実施の「全国規模のテスト」によるストレスは結構強く、その影響だと思います。
「とりあえず機械的に通っていればいいか」とは、本人が思っていない証拠ですが。
6年生から入塾したとしたら、いきなり生活がガラッと変わり、もっとキツク感じるはずです。
(学年が上がるにつれて、授業時間数やテストの回数が増えるようになっているので。)
とても続けられなかったかも。😯
続けさせるために、親ができること
実はこれまで、習い事にいろいろと通わせてきて、子供がやめたくなることには、慣れていました。
興味があって始めたことでも、面倒だったり、大変だったりするのが、習い事ですから。
(そうでなければ、成長も上達もない...かも?)
それでも、「必ず予定通りに連れて行く」こと、それも、毎回「子供をやる気にさせて習い事に臨ませる」ことが「自分の仕事」と思って、サポートしてきました。
その際、子供の気持ちに寄り添うことが、1番効果的だと思っています。
不用意なひと言で、子供は「やる気」や「自信」を無くしてしまうので、親は、脳をフル回転状態。
常に、「こう言ったら、娘はどう反応するか?」と、冷静に考えてから、声をかけています。
そして、その反応というのは、「子供の頃の自分」と、同じとは限りません。
自分だったら効果がある方法でも、それが必ず子供に通用する訳ではないのです。
(性格も環境も違うのだから。)
(image: BOBO_Cute_Art)
今やっていることが、長い目で見て本当に子供のためであるなら、子供自身が「続けたい」、「頑張りたい」と思えるように、支えてあげたいです。
塾を続けるために、夏期講習は受けない?!
そんな娘が、春期講習中、ショックを受けて帰ってきたことがありました。
「5年生の夏からは、学校の休み中にほぼ毎日、塾の授業がある」と聞いたそうで...
先生としては、「まだ春期講習中は楽なぐらいだから、頑張って」という気持ちで言われたのだと思います。
それを深刻に受け止めてしまった娘。
中学受験に対する意欲も無くなりそうで、大げさに言うと、「生きる希望」まで失いそうな絶望ぶり。😱
(「夏休み」って、そんなに楽しみなものなんです!)
その瞬間から、親として「どうしたらよいか」と考え出しました。
(image: mohamed_hassan)
そして、夏期講習を受けさせない方向で、検討することにしたのです!
6年生での受験対策につながるよう、「学期中の平日に、塾を続けさせたい」という気持ちからでした。
もちろん日能研でも、塾生は全員受けるのが当然とされている「夏期講習」です。
でも実は、親が判断・選択できるという点も、日能研ならではなのかも。
今、夏期講習期間が終わり、改めて日能研で良かったと、感じています。😄
その後、夏期講習についてどうしたのかは、別の記事で書きました。
(今回は、2017年9月に書いた文章です。)
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