そして、ハニークローバーの体験シッティング当日。
娘には、シッターさん訪問予定時間の1時間前に、初めて話しました。
あまり前もって話すと、緊張して「誰も来てもらいたくない!」と思ったりするかもしれないので。
ひとことも話さずに、準備を進めてきたのでした。😉
初めて知った娘の反応
「今日、お姉さんが遊びに来てくれることになっているよ。
お母さんに会うためではなくて、つちのこ(娘)ちゃんと遊ぶために来てくれるから、楽しみだね!!
お母さんもずっと一緒に家にいるから、3人で遊ぼうね!」
と、言葉を選んで伝えました。
意外なことに、娘はあまり驚かず、ちょっと考えて 、「幼稚園の人だったらいいな・・・」 と言いました。
違う期待をされては、がっかりさせてしまうかもしれないので、
「幼稚園の人ではないと思うよ・・・」 とだけ、言っておいたのでした。
シッターさんと娘のやりとり
そして、13時半になり、Aさんがいらっしゃいました。
遊ぶ部屋のおもちゃが散らかっていたので、 「私がおもちゃを片付けるので、そばで遊んでいてもらいたい。外には、もし時間があったら3人で行きたい」ことを、手短かに伝えました。
私が片付けていると、娘はAさんと楽しくおしゃべりを始めました。
自分の好きなおもちゃについてなど、思いつくままに、説明したり出してきて見せたり。
片付けが、妙にはかどり、さっさと終わらせて少し離れたところで家事をしていても、娘は、Aさんとふたりで楽しそうにしていました。 😀
「3人で遊ぼうね」って、私、言ったよね・・・?
と、思い返しつつも、予想以上の展開がうれしく、隠れてニヤついてしまう私でした。🙂
娘が家にあった本をAさんに見せて、 「昔の人は、地球が平らだと思っていたんだよね。本当は丸いけど、平らに見えるから、そう思うよね!」 と、熱心に話しているのが聞こえたり。
「ビー玉で思い出したけど、〈ビー玉ころころ〉っていうおもちゃがあるの。(←本当はスカリーノというおもちゃ)」と言うので、私がそのおもちゃを出すのを手伝うと、後は、Aさんと遊ぶのが当然という態度。
それでも、ずっとそれで遊んでいるわけではなく、思いつくままに、話したり見せたり...
後から思うと、時間を惜しむぐらいに、次々といろいろなことをしていました。
Aさんも、「この時間中に何かを終わらせなくてはいけない」という決まりはないので、娘の興味の移り変わるままに、よく話を聞いて、応えてくださっていました!
普段、お友達同士と遊ぶ時とは違う、別の楽しさを、娘が感じているような気がしました。
相手が大人のお姉さんなので、お友達のときのように、相手も興味があるのか、何で遊びたいのか、などと気にする必要がない、というか...
素敵なシッターさん
Aさんの言葉や物腰はとても穏やかで優しく、同時に、頼もしさが感じられました。
(子供のお世話を、たくさん経験しているからこその自信がにじみ出ているような強さ。)
そのようなところに、娘はまず惹かれ、安心感をもったようです。 😀
聞こえてくるふたりのおしゃべりから、「本当に子供心を分かってくださる方だな~😆」と、しみじみ思いました。
そして何度か、娘が私の方に来ようとすると、「つちのこちゃん!」と呼び、確実に自分の方に惹き付けようとしてくれました。
「シッティングに対する希望」で書いたとおりに。
しかも娘は、ふと思いついた、何か出したい物の場所を、私に聞きに来ようとするだけだったりしたのです。
(私に甘えたり、一緒に遊ぼうと誘うことはなく!)
また同時に、娘は、Aさんとふたりの世界に没頭しているだけでもないと、感じられました。
私に対して、「同じ空間にいることを忘れていないよ~」と、伝えたそうなところが、あったというか...
近くにある物を取りに来るときに、「これお姉さんに見せよう!!」と、うれしそうに、ちらりと目配せしたり。
Aさんにポケモンの表を見せながら、私にも聞こえる声で「これ、ママの好きなポケモン」と見せ、「オタマロ(麻呂顔のおたまじゃくし姿のポケモン)」を指している気配が感じられたり。
Aさんが一瞬息をのんだ後、穏やかに「そうなの~」と応えてくれているのが聞こえました。
1度、遊んでいる部屋から、娘主導でふたりが廊下に出て、娘が寝室のドアを開けようとしていました。
普段、お友達が来ているときには、絶対に行かないことになっている所なのに、「どうしたのかな?」と思いつつ、私もついて行きいました。
娘お気に入りの、「岩塩ランプ」を見せたかっただけだったのですが。
提出した「お客様宅内行動指示書」には、入ってはいけない部屋を記入するところがあり、寝室も書いてありました。
Aさんは、「ほんの少しだけ開けて、見よう」と、細~くドアを開けて覗いてくれたのです。
「Aさん素晴らしい!」とますます感動した私。😆
娘は、「(ランプを)つけると、旅行(ホテルのこと)みたいなんだよね!」とうれしそうに話しながら、満足そうに、遊ぶ部屋に帰ってきました。
お別れの時・・・
2時間半は楽しく過ぎ、そろそろお帰りの時間になりました。
娘が寂しがるかと心配でしたが、明るく「また遊びに来てね!」と言うのです。😯
送りたいと言うので、私も一緒に外に出たら、Aさんと私の前を、飛び跳ねるような元気よさで、走って行きました。
チャンス‼と思い、「今日は、私も本当にうれしかったです!」と、Aさんに伝えることができました。😊
別れるときには、Aさんと元気にハイタッチして、「また来てね!」と笑顔の娘。
「見えなくなるまで(見送って)いよう」と、楽しそうでした。
そして、ふたりで家に戻る途中、娘は「(相手が)子供じゃないから、大人だから、さびしくない」と、私の顔を見つめて、平然と言い、また飛び跳ねながら帰って行きました。
お友達が帰るときはいつも、別れる前から「さびしい、さびしい」と言っていました。
そして見えなくなると、しばらくしょんぼりしてしまう娘。😥
でもこの時は、それとは違うと感じていたらしいのです。
楽しく過ごさせてもらい、その後もご機嫌で、大成功のベビーシッター初体験でした。😆
私が感じたこと、そして、その後のために考えたことは、次回に続きます。
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