胃カメラ検査の詳細について、前回書きました。
その後、検査結果ではなく、全く別のことを考えていたのです。
鼻の一番狭い箇所に管を通す時、看護師さんがギュッと抱きしめてくれて...
その瞬間、「全く痛みを感じ無い」という、不思議な体験をしたこと。
それが、ひどく気になっていました。😯
というのも、ずっと心に引っ掛かっていて、時折思い出す経験があり、
何か「関係しているのではないか?」と思ったからなんです。
長年の謎が解決?
(original image: mohamed_hassan)
子供が眠れた訳
その1つは、子供が初めてインフルエンザにかかった時のこと。
まだ、幼稚園生でした。
初めての高熱で、どうしてあげたらいいのか、全然分かりませんでした。
夜の就寝時間ごろ、子供は1番つらい状態で。
頭痛や苦しさで、眠ることなんてできないのではないか、と思いました。
でも、意識がある間は、救いがない...😣
(これを読まれている方も、インフルエンザの苦しみは、ご経験があるはず。)
子供は、もともと寝ることが苦手な子でした。
寝る前や、夜中に起きてしまった時には、子供の体に腕を回して寄り添っていないと、眠れなかったのです。
それなので、このインフルエンザの時にも、隣で横になって、子供を包むように抱きしめていました。
(こういう感じです。 ↓ )
(original photo: BARBARA808)
そうしたら、意外なことに、すっと眠れて...😴
「こうすれば、よほどツライ時でも眠れるのか!」と、驚いたほどでした。
症状がひどかったのは、その1晩だけで、翌日からは薬が効いて大丈夫だったのですが。
この後、「もし、またこういう事があっても、大丈夫」と、ちょっと安心できました。
私自身が。
同時に、「どうして子供がすやすや眠れたのか」が、気になって...
そのため、ずっと心に残っていたのかもしれません。
そして今回、検査の時の経験で気付いたのです。
あの時、「ぎゅっと抱きしめることで、インフルエンザの痛みや苦しさが薄れていたのではないか?😲」と。
脳内物質が出ていたらしい
調べてみたら、お医者さんによる記事がありました。
(↓)
「信頼できる相手」との接触で、脳内物質が分泌されると書かれています。
そして、その内の「β (ベータ)エンドルフィン」は、モルヒネの数倍の鎮痛作用があるらしいのです。
また、「オキシトシン」は、安心感をもたらすとのこと。
(他の効果も書かれていますが、ここでは省略。)
実証されていたんですね!
もちろん、分泌される脳内物質の量はコントロール不可能なので、常に十分な効果が得られるとは、限らないでしょう。
でも、痛みや不安をゼロにすることはできなくても、軽減するには、かなり有効ということです!🤗
「安心感を得る」その他の方法
子供が寝入る時に、普段から抱きしめていたことは、安心感が助けになっていたようですね。
(この点については、感覚的には分かっていたのです。子供の様子から。)
上記の記事では、「自分が気に入っている物を抱きしめること」でも、安心感は得られる、と書かれています。
ぬいぐるみ・毛布・タオルなどなど。
検査や病気に限らず、意識的に、普段の生活に取り入れたら良さそうです。
でもこの場合、「痛み」の軽減に関しては、明言されていません。
これは、「自分から抱きしめること」と、「抱きしめてもらうこと」の違いなのではないかな、と思います。
自分からの時でも、「オキシトシン」は分泌されるけれども、痛みの軽減をもたらす「β エンドルフィン」を得るには、他者からの働きかけが必要なのかもしれないと。🤨
同じ、「抱きしめる」という行為でも!
この「抱きしめてもらう」ということは、(習慣になっていないと、)起こりえないかもしれません。
でも、大丈夫です! (👇)
「 痛みを軽減する」その他の方法
実は、その「他者からの働きかけ」ですが、「抱きしめる」行為以外にも、有効な方法があるとのことです。
記事では、抱きしめるだけではなく、「背中を優しくさすったり」という行為でも、効果があると書かれています。
「手を握ったり」、「頭をなでたり」でも良いのではないかな、と思います。
「相手を思いやる気持ち」を接触に込めることで、伝わる感覚があるのではないか、と考えられます。
そして、「立ち合い出産って、このためなのか!!」と、気付いたりしました。
出産時こそ、(専門家とは限らない)他者の関わりが、大きな助けになる場面かもしれません。
(人によって、向き不向きがあるので、それも考慮しないとですが。😷)
希望が見えた
「生きていく上で、本当につらいことは、親身になって助けてくれる人がいないこと」
なのではないか、と私は考えています。
それなので、誰かが大変な目にあったとしても、自分が寄り添っていく覚悟でいます。
それで、「その人にとっての、最悪な事態」は避けられるのではないか、と思うのです。
でも、相手の「身体的な苦しみ」に対しては、自分は無力だと感じていました。😔
いざという時、「どうしてあげることもできないんじゃないか」と。
でも...
「相手を心から想う気持ち」をもって触れることで、痛みを軽減できるかもしれないとしたら!
私にとっては、目の前が明るくなるような、希望が感じられます。
お世話になった人や、私が何とかしてあげたいと思う人の、少しでも役に立てるかもしれないので。
(根本的な対処はできないので、一時しのぎだとしても。)
そして、その相手とは、家族や友人ではなくても、大丈夫。
「信頼関係があれば有効」だということも、勇気づけてくれます。😄
(実際、私は検査の時の看護師さんのことは全く知らなかったけれど、信頼していたし、親切な気持ちを感じられたのだから。)
(image: mcmurryjulie)
まさかの注意点
ただ、「相手にとって、必要なことなのかどうか」という判断も重要かもしれません。
それは、もう1つ、心に引っ掛かっている出来事があるからです。
しばらく前に、子供から言われて、気になっていたことなんですけど...
「つちのこ」(←子供)は、親でも驚愕するほどの甘えん坊です。
そして、すぐに頭をなでてもらおうとしてきます。😳
(original image: OpenClipart-Vectors)
ある日のこと。
「(私に頭をなでられると、)おふとんにくるまって、ぬくぬくしているみたいな感じがする」
と言われました。
でも、それをやめられてしまうと、
「おふとんを、さっと引きはがされたような感じになる」と...
エッ?!😰
だったら、「最初から、何もしない方が良いのでは!」と思ってしまいました。
子供にも、そう言ったのですが、「ずっとなでていてくれたらいい」みたいに言われて...
その後、「どうすべきなのかな?」と、時々考えていたのでした。
そして私も、検査の時に、なんと、その感覚が分かったのです。😮
実感として!
看護師さんに、思いがけずギュッとしてもらって、その後離れられた時、「心細いような感じ」がしました。
(ポツンと取り残されてしまうような...🥺)
そして、「ずっと、抱きしめていてほしいような気持ち」に、なってしまったのです。
それに気付くと同時に、そんな自分を恥じたのですが!
「もぅ~。なんて、甘えたこと考えちゃったんだ...😡」と。
(看護師さんは、忙しい作業の合間に、私のために時間を割いてくれたのに。)
でも、離れる瞬間に、(自分自身が)心もとなく感じられたことは事実。
「子供の言っていたことは、この感覚なのではないか!」と、気付きました。
まさに、「さっと、冷たい風が吹き抜けるような」感じがしたのですから。
脳内に「β エンドルフィン」が出ていたらしいと知った今は、そのような感覚を、ますます納得しています。🤭
そして、この点を考慮しておくことも、重要かなと思いました。
仕方のないことなのですが、軽減することは可能かもしれないのです。
例えば、相手が必要としていない時には、「むやみにくっつかない」とか。
接触後は、「徐々に離れるようにする」など...
(「またね!と声をかける」「少しずつ力を弱める」という風に。)
ただ、これは、ずっと引きずる感覚でも無いみたいなのです。
私はその後、心にぽっかり穴が開いたまま、ということもなく...
「人から抱きしめてもらいたくてたまらない状態」にもなっていません。
(中毒性も無さそうですね。)
他者に頼らず、痛みを軽減する方法
むしろ逆に、私自身は、今回親切にしてもらったことを思い出したら、何でも耐えられるような気がしています。
これまでにも、優しくしてもらった経験が幾つかありまして...
そして、そういう嬉しい思い出に、パワーをもらっているとも感じるのです。💪
こちらのページで、「β エンドルフィン」を得る「他の方法」が書かれていますが...
(↓)
「笑うこと」でも分泌されるとのこと。
それも、「嬉しいことを想像し、にっこりする」程度で大丈夫らしい!
私の「【過去の幸福】思い出し笑い」は、実際に効果がありそうです。😉
同時に、「優しくしてくれた方々の幸せを願う」ことも、良いかもしれません。
記事によると、「前向きなお祈り(←宗教的なものではない)」も、「β エンドルフィン」の分泌を促すそうなので。
どちらも、痛みを我慢する時でさえも、できるということが、ポイントです!
しかも、どんな場所でも可能❣
ちなみに、この記事では、「β エンドルフィン」を得るための、別の方法も紹介されています。
でもそれらは、 痛みがある時には、ちょっと難しいかもしれない行動です。
(「キツイ運動」「サウナを利用した温冷刺激」「辛い物を食べること」🥵)
特に検査や治療の最中には、環境を選ばない、上記の2つの方法が良いかもしれません。
長くなってしまいました。
胃カメラ検査の結果と、それに関する考察は、また改めて書きたいと思います。
~最後に~
私が受けた検査の様子は、こちらに書きました。
これからという方は、読んでみてください!
詳細を知っていると、気持ちに余裕ができますから。
(↓)
そして、検査を受ける・受けないに関わらず、心のこもったこちら(↓)をお届けします!
(original image: mohamed_hassan)
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