6年生の夏休みが終わり、新学期になったところで、ガラリと変えたことがあります。
それは、勉強を朝型にしたことです。
結果的にいろいろな意味で良かったと思っています。
以前書いたとおり、朝の基礎勉強は、5年生の夏休み前から始めて、ずっと続けてはいました。
今回は、思い切って就寝時間を早め、もっと早く起きて、たくさん勉強することにしたのです!
(original image: WildOne)
実は、最近になって、「これをもっと早く始めておけば良かったのでは?!」と気付きました。
夏休みからとか、もしできればもっと早く…
でも、子供がその必要性を感じていないと、積極的に生活を変えられなかったでしょうし、実際にできたかどうかは、分かりません。🤨
しかも、自分が全く思い付かなかった、という…
9月の半ばに、「朝型に切り替えなくては!」と気付く機会があり、始めることができたのですから。
今回のきっかけ
その頃、小学校6年生の一大イベントである、泊まりがけの「移動教室」がありました。
子供たちが学校に戻ってくるのを、他のママさんたちとおしゃべりしながら、楽しく待っていたのです。
その会話中、出発前に「たくさん眠れる!」と言っていた子がいた、と聞いてびっくり。
普段、夜遅くまで受験勉強をしているけど、「移動教室中には、早く寝ることができる」、つまり「やっと休める!」ということらしい。😮
「え!そんな生活は、健康に悪いのでは?!」
と思いました。
うちでは、それまで就寝時間を遅くすることは無く、「時間内に効率よく、できることだけをする」と割り切っていたのです。
でも、受験までにやらなくてはいけないことは、確かにたくさんあります!
「こなしていくには、朝に勉強時間を持ってくるしかないのでは?」と気が付きました。
2学期に入ってから、これまでと同じやり方ではいけないんじゃないか、と思っていたこともあって。
(日特に通い始めたり、過去問に取り組み出したり、かなり忙しくなっていたので。😣)
健康第一 & 効率重視
朝型生活が無理ではないことは、これまでに自分自身の経験から分かっていました。
寝る時間が早いほど、翌日の体調が良いことや、1日疲れにくいことも!
睡眠時間の長さではなくて、「就寝時間」がカギとなります。
(遅く寝て、朝ゆっくり起きても、同じ効果が得られないのは、本当に不思議。)
子供は、疲れがたまりにくいのか、多少の無理はきくし、それを当たり前として続けることは可能だと思います。
私も学生時代までは、そうでした。
でも、実は、目立った問題が起きていないだけで、体調にも微妙な悪影響があるのではないかと思うのです。
「頭痛を起こしやすい」「免疫力が落ちて風邪をひく」...など。
能力面でも、テスト中のひらめきに支障があるとか…?
また、長い目で見たら、成長期である子供への影響も気になります。
それなので、うちの子供には、「夜更かしして勉強」というのは、させられませんでした。
でも、早寝をすると、睡眠の質が上がるようで、勉強時間も確保でき、体調も維持でき、お得なのです。😙
早起きに慣れておく
しかもこれは、毎日の勉強のためだけではありません。
受験本番の時にも、この習慣は役立つはず!と考えました。
受験当日は、相当な早起きになることが分かっていましたから。
そして、それを数日間続けなくてはいけないことも!
満員電車を避けるためにも、早く起きられれば余裕ができます。
当日朝の準備も重要ですし。
そうなると、子供は5時起きでしょうか?
誰でも、試験の前日には「早めに休ませよう…」と考えているはずです。
試験当日に寝不足という状況は、できるだけ避けたいですから。
でも、普段から早寝早起きしていないと、すぐに寝付けない可能性の方が高いのです。
数か月前から朝型生活を始め、受験当日には「無理なく早起きできるようにする」というのも魅力でした。
実際にやっていたこと
とは言っても、6年生の2学期には、塾の終了時間が遅い日もありました。
そういう日は、帰ってきたら、すぐにお風呂に入れるようにしておいて、そのまま就寝。
それ以外の日は、夕食を早めにして、少しゆっくりする時間の後、8時頃からお風呂、9時には休む、というスケジュールでした。
(早起きの生活をしていると、早く寝付けます。)
朝は、5時に起きられるように、それよりも10分ぐらい前に声をかけていました。
勉強時間は、朝の5時から7時ですが、休憩もあるので、実際は1時間半ぐらい。
勉強内容は、
「計算と漢字」の基礎勉強
読解問題の音読+解答
「数学ファイル」の繰り返し
を、主にしていました。
(この「数学ファイル」については、こちらに書きました。↓ )
休憩では、
飲料水に粉末緑茶を溶かした飲み物(←その頃、子供がはまっていた。)と、
チョコバナナ(薄切りにした冷えたバナナに、レンジで溶かした乳酸菌チョコをたらして固める。)
を食べることを、子供は楽しみにしていました。🥰
(original image: Neha_Kumari)
そして、7時過ぎから朝食にして、小学校に通うという毎日。
朝の勉強のせいで、学校生活中に疲れるということはなくて、むしろ元気に過ごせたようです。
親の体調
実は、受験前から当日まで、私自身の体調がもつかどうかも、不安だったのです。
もともと調子が良い訳では無かったので。
また、受験当日というのは、子供の様子を気遣いながらの移動が長く、会場は苦手な人混み(😱)で、私にとっては、かなり負担となる状況。
それなのに、この期間、私も体調を維持してサポートを続けられました。
それは、子供が寝たらすぐに休むようにしていた、生活習慣のおかげだったと感じています。
(そうしていなかったら、いくら気力でなんとかしようと頑張っても、無理だったかな…)
【早寝早起き以外にも…】
あれこれ頑張って、試験会場に無事送り届けられたら、親が少し休憩することも大切だと気付きました。
近くのチェーン系カフェなどで、ストレートのホットティーを頂いたら、また体調が盛り返すのを実感したので。
私はそれまで、ひとりでカフェに入って休憩するタイプではなかったのですが、やってみたら良かったので、おすすめです。🤗
その日の試験が終わったら、また子供を元気にサポートし、翌日以降に備えないといけないことが多いので。
自分をどんどん疲れさせないことも、体調維持には重要でした。
(子供が必死で試験を受けている間に、お茶をしていたとは、とても言えなかったけれど...)
(original photo: Julia Sakelli)
(2020年9月の記事です。)
(早寝に関しては、こちらにも書きました。 ↓ )
(↓ 5年生から始めた、朝のちょこっと勉強については、こちらに書きました。)
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